令和5年度ユーザー車検①
二年に一度の苦行を無事パスしてまいりました。
今回何が問題かって、気づいたときには車検の期間満了してたことです。
諸事情でここ数か月バイクにしっかり乗れていなかったのもありますが、
なぜか自分の中で車検満了は7月末っていうイメージなんですよね。
実際は6月初旬なので超過もいいところ。自賠責も切れている。
あい●いニッセイの支社に電話したところ
「あ~営業マンが社にいないと契約してもらえないんですよね~w急に来てもらっても契約できないこともあるんであらかじめ電話くださいw」
平身低頭でお願いしてお昼休みの後の時間空けてもらいました。
僕にもビッ●モーター社くらいの強引さがあれば…
さて、車検の期間が切れていてもナンバーがついている場合は「継続検査」になります。
受検するにはトランポで運ぶか仮ナンバーを発行して陸運局にいかないといけません。
仮ナンバーは750円で5日間の運行期間+返却期限5日間の計10日だけ借りられます。めんどくせえですが自賠責の加入証明が必要なので先に最寄りの自賠責をやってる保険会社の窓口かバイク屋まで行った後、役所の証明書発行コーナーまでどうぞ。自賠責は二年で9千円くらいです。
仮ナンバーも借りていざ取付け…と思ったらウインカーがボッキリ。
以前左ウインカーが折れていたのでなおしたんですが、右はそんな兆候もないのに
急にボッキリいっていたので、近所のお子様かなんかが折ったんでしょう。苗
デイトナのウインカーは経年で簡単に折れます。交換は以外にも超簡単で、
僕が以前なおしたときは配線ごとぶった切ったのですがそれは誤りでした。
端のほうにあるねじを回せばカバーが外れて、
銀色のユニットを手前に引っ張ってやるとコネクタが見えます。
そこを外してから配線を引き抜くと簡単に取れます。
間違っても脳死で配線をぶった切らないように。
あとは各所のガタつきとチェーンだけ簡単に確認して、書類を作成。
検査にたどり着くまでに時間がかかりすぎだ…
最近の陸運局は親切で、検査場の予約も書類作成もネットでできます。
www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp
車検が利権ってわかってるようなもんでは?
次回、車検場へ…
フロントフォークオーバーホール⑤
今朝は三時半起きで釣りに行きましたがボウズでしたので正直眠さとやるせなさにより体力が皆無ですが一度始めたことなので完走しなければなりません。
そういう、やるといったらやる「スゴ味」のある人間になりたいんだ私は。
これまでの反省点を生かしすぐに本題に入ります。
これがトップキャップを外したところ。
これ、ダンパーロッドの上側がボルトになっていて、そのままトップキャップに回し込んで接続されています。真ん中に見えるナットで位置を固定しているよ!
下部にみえるバネがものすごい力でナット周りのパーツを押し上げていて、このままだと外せません。そこで…
手元の適当な工具を結束バンドで締めて即席の工具をつくり、下側は適当に頑丈な棒をアクスルシャフトの穴に通して、タイダウンベルトでつないでナットを露出させました。
露出したナットとキャップ上のプリロード調節ネジをそれぞれスパナかなんかで引っ掛けて回すと緩みます。かなり固かったよ…
トップキャップが取れたところ。
キャップを外してタイダウンを緩めた瞬間
金の棒からくっせぇオイルを顔にBUKKAKEられるので
当ブログを読んでいるHENTAI諸君はくれぐれもご注意をお願いします。
とりあえずひっくり返して中のもの出しました
左下の棒はただの工具代わりの何かなので気にしないでください。ちなみに何の棒なのかは私も知りません。いつのまにか工具袋の中にありました。
それぞれパークリで掃除し、チューブの中身は寝ぼけて買ったG-10ですすいでいきます。
内容物は嘘つき共ドカおじ様たちのブログで予習済だったんですが、一つだけ全く使い道がわからないパーツがありました。
これなに?どこにいれるの?調べても調べても全くその情報が出てこないのでドキドキしながら開けましたが、どうやらダンパーロッドの中にはいってる正体不明の棒の下に尖ったほうにバネをはめてを下向きで落とすようです。棒とあわせて槍見たいな感じになる。たぶんプリロードを調節したときとかになんか仕事するんやろ。知らんけど…
シールも外しました。BR5566Fとあります。純正のようだな…ひょっとして今まで分解されたことないとか…?あのいい加減なバイク屋ならあり得る話だ
ちなみにこのシール、適当にテコの原理使えば外れると思ってましたが認識が甘かったです。嘘オジのブログには「ドライバーで外しました★ミ」とか書いてありますが普通にやっても絶対に外れません。
アウターチューブに四重くらいに重ねたタオルをあてがい、スパナの口をチューブの内側を傷つけないようシールにあて、スパナのもう片方にモンキーレンチをかませて様子を見ながらゆっくりと力を入れていきます。ここでアウターをゆがめてしまうと普通に買いなおしで10万円コースです。
ちなみにダストシールはマイナスドライバーを隙間に入れて縦に起こすことでギチギチと外れました。
新しいシール類に付属のシリコングリースを塗りたくり、塩ビパイプで圧入
塩ビパイプはアウターの直系より少し小さいタイプを買えば十分です。プラハンでトントンやるとじんわり入っていきます。あ、シールをはめる前に中に入ってたワッシャを敷くことを忘れないでください。
オイルを入れた後はダンパーロッドを上下させてエアを抜きます。20ストローク位した後しばらく放置。ちなみにオイル入れる前にさっきの変な尖ったやつと棒を入れておかないと無駄にエアを噛むので先にバネとカラー以外全部入れといたほうがいいですね。
ロッドに結束バンドを繋いでおくとラク~でした。
油面を図ります。オイル量は100均で買ってきた計量カップでだいたいを測り注入、オイルレベルはアウターから89mmとのことなの9㎝のとこに目印を付けたストローをいれて図りました。下にオイルがついてたら入れすぎなので、ファミレスでクシャクシャにしたストローに水を垂らして遊ぶ方法と同じ要領で調節します。小学生と基本的に発想が変わっていない^^^^^^^;;;;;;;
あとはカラーとバネを入れて、外すときと同じ要領でバネを縮め、トップキャップとダンパーロッドを接続するだけです。
だけです。とかのたまっておきながらこの作業がなかなか大変でした。
このダンパーロッドが目を離すと勝手に沈むんですよね。
オイル注入時はアウターがフルボトムしているおかげで何もしなくてもロッドは外部に露出しているので気づきませんでしたが…
カラーとバネを入れると当然バネでロッドが覆われるのでこれを下げておかないとロッドをトップにかませることができません。でもバネを縮めようと頑張っているとロッドが勝手に沈みます。
ので、さっきエア抜きするときにつないだバンドが役に立ちました。バンドでロッドを引き出しながらトップキャップに噛ませてなんとか繋ぎ、あとは写真で記録していた位置に来るようナットとトップキャップの位置を調整するだけです。
なんとかかたちになりました~。
これ、トップキャップは相応のトルクが必要なので仮締めしておいて、
ハンドルクランプに仮付けしてから回し込むようにしてください。
いや~思ってたより時間かかりました…。
次回ラスト、試走にいくよ!(まだ行ってない)
フロントフォークオーバーホール④
この手のブログってなんで詳しく書いてないんだろうといつも思っていましたが、よ~く分かりました。記録するのが好きな人か、同じ車種に乗っている同志の力になりたいと心から願うマゴコロファミリーでなければ続かないんですね。なぜなら文章を綴るのはとても骨が折れるので。文章力皆無のサルゥにはハードル高すぎウキ…
ウキキ、ウキキキ、ウッ
おっと、失礼
さてと、前回は、ようやくフォークを取り外すところまでいきました。
終盤飽きて完全に駆け足でしたが…。
ここでいったん、ブレーキの清掃と作業中の係留を挟みます。
読者諸兄(居ない)にとってはもはや常識の範疇なので言うまでもないのですが、ブレーキを外すにあたって最も気を付けたいのがブレーキを外した状態でブレーキレバーを握ることに他なりません。
ディスクブレーキ装備車は例にもれずブレーキディスクをピストンで押し出したパッドでパフパフして止めるわけですが、ディスクから外した状態だと、パフるものがなくブレーキピストンがズルンと出てきてしまうのです。そうなってしまうと出た分だけ押し戻すか、すべて分解してOHするか…ですが、大体の場合ピストンはダストまみれできれいに掃除しても高い確率でピストンシールを傷つけオイル漏れの原因になります。なので、ブレーキまでかまってる暇がない人はシリンダーの清掃だけにとどめましょう。
ここで気づきましたが、パッド面ではないほう(語彙死)にヒドめの錆が出てますね。替えたい。ああ替えたい。が、パッドすり減らす以外に替え方わかんねンだわ。だれか賢い人、どうかこの哀れな田舎者にパッドの交換方法を教えてください。切実にお願いします
写真にある通りピストンはナイロンブラシとポイントで真鍮ブラシ、ウエスできれいにします。グリースは鳴き止めなので、パッド裏に塗った後はきちんと拭ってね。写真では普通にはみ出ていますがこの後ちゃんと拭きましたとも。ええ。
きれいにし終わったらブラブラしてパイプ類を痛めたりしないよう、適当にひもをつけて固定しておいてください。気を抜いてはいけませんよ。ついいつもの感じでハンドルをさわっているとグイっとブレーキをにぎってしまいますからね。絶対に気を抜かないでくださいね。本当に約束ですよ…。
ええ、私は握りましたよ。はい。
気を取り直してフロントアクスルシャフトを緩めます。この時、右側の下部にあるクランプボルトを緩めるのを忘れないでください。視界に入りにくいので忘れそうになりますが、ここを緩めないと絶対にアクスルシャフトは緩みません。いいですか?もしこのしょうもないブログをみて本当にFFをOHしようとしているお猿同志がいるのであれば、OHの前日から玄関の扉にFF下部のクランプボルトを忘れない旨メモを貼り、家族がいるなら朝のあいさつ代わりに、社会人であれば課長のデコにでも書いて絶対忘れないようにしてください。
でないとこうなります。
https://www.youtube.com/watch?v=gdQ5xo80OWQ
なんという知能の低さ
なんという怪力
なんという無謀
回らないなら回すのみというあまりに短絡的な思考によって生み出された万力のごときパワーでソケットの太さを買えるアダプタ(TONE製)をねじ切りました。
当然ですがこれがないと作業が進みません。差し当たって必要ではないもののくみ上げるときのトルク管理では必須です。ホムセンが締まる前にどうしても買いに行かなくては…2004年製旧型ミラジーノの老体に鞭打ちケーヨー〇イツーに走る!!!
あああああああああああああああああああああああああああ💢
結局片道30分くらいかかる別の店まで買いに行きました。
なんで逆のソケットはあるのにこのソケットはないの?一番需要あるやつじゃないの????
この地域のホムセンときたらまったく…
いや普通に私が悪いのですが
何度目かの気を取り直して、抜き終わったフォークのトップキャップを外すところから開始です。
オーリンズのトップキャップにはまるで時計のメモリのようにぐるりと穴があいておりまして、この穴一本一本に対応した華道の剣山がごとく専用器具を使うことが望ましいらしいです。
いや、買わないよ。もとい買えないよ。
オーリンズ先生、これってもはや質の悪い通販ですよ。かたくなにSDを導入しなかった世界のS●NYのごとく、身内の工具を売るためにやっているんですか?????
工具一個に13000出す奴は全員バイク屋に持っていってるんですよ。金ぴか信仰もここまでくれば立派なものです。とりあえず工具ぐらいはキンピカをやめて渋い色にしたらもう少し安くなるんじゃないですか?!
というわけでディスクグラインダーのロックナットを外す工具を使います。
ドカ乗りおじさんたちはもれなく!この工具を使っておりまして、私もこれが使えると微塵も疑わず野原を駆け雲を追う純粋な少年のような心でこちらを用意したわけですが、このスパナ、無加工ではトップキャップの穴にピンが入りません
騙された。ドカのりおじサァンども、絶対に、絶対に許さんからな…(逆恨)
何がどこでも手に入る便利代替工具だ、ピンはいらんかったらただのサスマタやん
とはいってもこのままでは埒が明かないので…
ケーヨー●イツー謹製のデカプライヤーでピンを摘み、グルングルン回すことで外周を削りました。無駄な時間かけさせやがって・・・。
無事ピンが入るようになったはいいものの、(トップ側の穴もだいぶガタガタになった😅)取り付けた状態から先に緩めておくのを忘れていたのでまったく緩まず。私まあまあガタイはいい方なんですがそれでもピクリともしなかったので、結局一度ハンドルクランプに戻してから回しました。
ようやくだぜ。
長くなったので切ります
このブログ全く作業進んでなくね?私の準備が悪いのがまるわかりですね。本当に申し訳ございません。次こそ分解します。
フロントフォークオーバーホール③
二日以上離すと絶対に書かないので頑張って記録に残します。
前回はライコランドの痛烈な裏切りにより鈴菌に手を出してしまったところまで書きました。
・FHオイル漏れ
・材料調達
・OH←ようやくココ
そういえばなんですが、整備録と銘打っておきながら肝心の数値情報などを一切書いていませんでした。これでは完全に随筆、徒然書きですね。マジ鎌倉、そんないいものでは決してありませんけれども。
気を取り直して、詳細情報を加えながら書いていきます。
各情報のソースですが、敵性言語によるインターネッツサーフィンを実施したところどこのだれか知りませんが親切な外国人がユーザーマニュアルをアップロードしていたのでそちらを参考にしました。URLは敢えて載せませんが探せば絶対見つかります。ある程度敵性言語が読めなければ使い物にならないのが難点ですが、私は縁あって一年ほど前に言語的知性訓練を施されたオサールサァンなので指示語ぐらいならなんとか雰囲気で読むことができました。ウキッ
・純正オイル
KYB KHL15-10 粘度15.4
代替品として今回は以下を利用。
スズキ ECSTAR L-01 粘度15.3
寝ぼけて買ったヤマハGー10で内部を洗浄した後に入れたらちょうどええやろ精神です(適当)素人の整備なので自分自身を甘やかすことが大切です。0.1の違いなんてどうせ私にはわかりません。ごめんねミドルレーシングマシンの王様。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DRUS4EO/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
・オイル量 OH時で492㏄
・インナーチューブがアウターから4ミリ外に出た状態で入れろ
・アウターから図って89㎜の位置が液面
とのことです。それではさっそく取り組んでいきましょう。
まずは整備スタンドで車体を立てます。このスタンドは汎用品にしては気が利いていて、スタンド用のパーツを組んでいなくてもスイングアームに当てて上げることができる優れものです。ちょっと上げるときに気を使わないといけないけど。
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次にカウルを外します。カウル外しはたしか以前エキマニの様子を見るときに触れたと思うので簡単に。
・フロントマスク下にリベット 黒地なので分かりにくいですがほぼ全部外さないと無理です
・ハンドル脇の左右4か所(中にウインカーギボシ端子とメインハーネスあり)
・車体下部に4か所リベット
↑これコツをつかまないと本当に外れません。取り換え覚悟でブッチギるかどうしても外れない個体はハンドドリルでねじを引き出します。難しいですがプライヤで内側からヤマを抑えながら表のねじを回すと外れやすいです。
・車体側面
これでカウルはモナカ式に二分割されます。マスクは外す必要ありません。
ボディのカウルを外した後、ジャッキアップします。フロントを上げる器具を持ってる人はもちろんそれでいいですが、何度も言いますが私は裕福ではないのです。買えるかえないではなく置く場所がないのですよ。ウキ
フロントはすべてあげるのではなく少しタイヤが設置する程度にとどめます。
そうしないとバイクが倒れてしまいますし、この後の作業に支障が出ます。
アップが完了したら次はブレーキをマウントしているボルトを緩めます。ついでにフロントフェンダーも緩めておきましょう。
以上が完了したらようやくフォークに入ります。クランプを緩める前に!必ず
用意したグラインダピンでトップキャップを緩めておきましょう。これをやらないと後でめっちゃ苦労します。私はしました。
クランプを緩める前に、気にならない人は目安として締まっている位置をポスカでマーキングしておくと後々楽です。トルク管理はもちろんやりますが、目安になります。まあオーリンズ信仰をしているキンピカ大好きオジサァアンたちはほぼこのブログなんて読んでないでしょうからいいんですが、多少跡は残りますので、神経質な人はやらないほうがいいです。しかし、素人仕事であるといってもトルク管理には手を抜けません。〇ーナンやケイ〇ーデイツーなんかで売ってる市販のトルクレンチの制度なんてたかが知れていますので、私は多少見栄えが悪くなろうと楽なより確実な方法をとるのです。
外れました。
これが今回油をまき散らしよった金の延べ棒です。
書いてる間に飽きました。
今日はここまで!!!!!!!!
フロントフォークオーバーホール②
おつかれさまです。
さて前回は金の延べ棒から汁が漏れ出したところまで書きました。
今回は資材調達編です。
まずは、フロントフォークの作りからおさらい。
フロントフォークとはご存じのとおりバイクの前輪を支える二本の延べ棒パイプで、シリンダー構造になっています。
外側のパイプが上にあるか下にあるかで、それぞれ倒立フォーク、正立フォークという名称になりますね。
内部の構造物は単純で、真となるダンパーロッド、バネ、油漏れを防ぐ輪ゴムオイルシールでできています。一般に普及しているのはオイル漏れしにくい正立フォークですが、整備性は正直正立フォークのほうが悪いと思います。なぜかって、なんでしょう、あれはロッドがアクスルシャフトの挿入口の中に穿たれた穴からボルトで止まっておりまして、つまりは専用工具がないとまあまあムリゲーなんですよね。私は過去に傘の芯で代用しましたが…。
じゃあ倒立フォークは簡単なのかっていわれたら別にそうでもありません。多くの倒立フォークはバネの圧縮幅を調節する機構が備わっており、レース向けかつ剛性が高いのがメリットですが、その分オイル漏れや調整機構の取り扱いがシビアです。
また長くなりそうなのでこのくらいにして、結局なにをやるかというと中身の掃除と輪ゴムの取り換えなんです。これがまた面倒くさいんですが…。
【調達物一覧】
・オイルシール&ダストシール ari123 ari144 5770円
・フォークオイル スズキ エクスター 2300円
・グラインダ用ピン 900円
・アクスル用ヘキサゴンソケット 2000円
・塩ビパイプ 80円
・油受け 300円
・定規
・白ポスカ(細め) 210円
・メンテスタンド 4200円 アマゾン
・油圧ジャッキ 2300円
・・・・書くのが嫌になってきた。
オイルシール君さぁ、君は何なの?
シール類なんて汎用品なら500円、スズキ純正なら1000円だよ?
純正シール9900円って・・・・外国人さあ・・・
じゃあどうすんのって、そりゃ第三パーティのシール買いますよ。
国産代替を必死で探しますが…
・・・。
ありませんね。
サイズが合ってもはまるとは限らないし、そもそも43φの汎用品自体国産でそんなに数がないようです。
外国人の力を借りるね…。
結局、イタリアの雄、アリエーテで純正の半額ぐらいのものを購入。ダストシールに関してはヤマハのが使えそうでしたが、アンフのパーツリストに代替品としてキチンと載っているものはアリエーテだけでした。
その他、過去にジャッキとかは持っていたんですが、祝すべき社会進出をした際にもう二度と自分で七面倒くさい整備はしないだろう、これからは金で解決できるのだといろいろ処分したんですよね。全くそんなことはありませんでしたが。クソッタレ。お金くれ
大体のものはアマゾンで揃いますが、オイルだけは当初お店に買いに行きました。Daytona675Rの純正フォークオイル粘度は17ぐらいみたいですが、オーリンズ純正だと1Lで4000円近くしますので。んなもん買ってられるかこのボケが
ドゥカティおじさんたち曰くヤマハのM1か01でいいみたいですがネットで見ると送料600円とかするようです。地獄に落ちろ
ちなみに散々価格を比較しておきながらその後寝ぼけてヤマハのG-10を買ってしまい、返品もできず後から内部清掃に使いました。地獄に落ちるべきは私だったようです。
翌週、G-10のために旅立って行った英世に思いを馳せながらライコランドに突撃。きっとM1や01が良心価格で売っているはずさ。そう信じて…
ハァ。
・・・。
おまえはなんなんだ。
なにが10なんだ。粘度33もあるだろうがこのサバ読みオイルがよ。
今日日10代ですっつって30代出てきたら事案ですよ。
ホンダウルトラやフューエルはオーリンズと変わらない値段なうえほしい粘度ではない。なんなんだ貴様らは。僕をからかって、いるのかい・・・?
そんなこともあろうかと、ちゃんと親切な方が公開してくれていた年度表を基に鈴菌のエクスター目を付けておいたのだよ…少し粘度が低いがこれを手元にあるサバ読みババアオイルと混ぜればちょうど17前後になるんだよなァ・・・(憶測)
そんなこんなで材料はそろいました。
次回、整備に入ります。
フロントフォークOH
エキマニのクラックについてそういえばどうするか書いてなかった。そして今回も書かない。忌々しい記憶なので。
そんなこんなで、今回はフロントフォークのオーバーホールです。なんとも世の中のバイクおじさんの間に蔓延るブランド信仰。やれオーリンズだ、やれマルゾッキだと、なんでそんなギラギラしたのがええの?悪代官か?SHOWAでよくない?
前置きは置いといて、そんな金ピカ信仰の権化たるオーリンズフォーク先生から黄金水がダバ漏れであることにツーリング先の福井県で気づきました。最高の海!最高の気温!最高の…えっ、なにこれは…
…。
こういうのってなんでいつもツーリング先なんですか。
涙を拭くために(フォークに巻くために)セブンでタオルを購入。痛々しい姿で出戻りと相成りました。
帰宅次第整備の相場を調査。
ただでさえフロントのOHって結構な値段するらしいのに、金の延べ棒オーリンズっていくらするの?
Daytonaの整備記事は案の定全くないので(しかも675Rとなると皆無)、ドゥカティ乗りのおじさんたちを参考に…。
10マンコースだそうです。
嘘やろ…GT-R のテールですら板金七万円やないんか…。
こうなったらもう戦うのしかないのです。
自分でやれば工賃はゼロ。そうと決まればパーツだパーツ。
フロントフォークのOHに必須なのはチューブ類の傷みがない限りオイルシールとフォークオイルだけ、あとは若干の工具類のみ。安く済ませて差し上げましょう!
長文だるいので分けます。次回、資材調達編。
エキマニにクラック…
お久しぶりです。
タイトルにもあるとおり、なんと納車一年もたたないうちに、エキマニヘッダーパイプにクラックがあることがわかりました…。
僕が乗っているのはDaytona675R(2011)で、ネットをあさってみたところ、~2008、~2012式までのDaytonaではよくあること?らしいです。
その割にはネット上の症例が少ないですが…。
事の発端はオイル交換しに行ったバイク屋のおっさんの一言。
「微かですが…前のほうからガス漏れてるような音がしますね」
しますね(キリッ)じゃあねえんじゃ笑
あんたが整備して俺に売ったんだろうがよ!笑
とまあ、文句を言っても仕方ないので、とりあえず調査することに。
オイル交換のついでに原因調べてよ!と冗談めかして言ったら
すげえ渋い顔されたので自分でやることにしました。ハァ
はじめまーす。
まず、排気箇所3つをすべてふさいでエンジンスタート。
ボッ、ボボボボボボボボギュギュギュギュギュ・・・・
エンジンかかってしまいました。
排気漏れ確定です。
規定トルクは敬愛するDaytona乗りモダッソーさんのブログを参照。
https://modalsoul.hatenablog.jp/
勝手に貼っちゃったけど怒られないかな
まあ誰もこのブログみてないしモーマンタイ
モダッソさんのDaytonaもエキゾーストヘッダーにクラックできたらしい。
日本での症例が少ないのはみんな気づいてないだけなのかも?
ブログに書くためいっぱい写真撮ろうと思ったのに途中から忘れてました。
行程表
・バッテリーの配線を外す(マイナス端子から)
・タンデムシートを外す
・タンデムシート下のボルトを外す
サイレンサーをつるしてるボルトと外装に直付けしてるボルトがあります
・サイレンサーブラケットのボルトを外す
カウルは外しましたがテールの配線外すのが面倒だったので繋ぎっぱなしです
(タンデムシート下の小さいボルトとブラケットのボルト径が同じなので注意!僕は後で取り違えてサイレンサーに穴をあけるところでした、というかちょっと凹んだ)
・中間パイプとサイレンサーを繋ぐクランプを緩める
なんでこんなどうでもいい写真は撮ってるんだろう
捕ったどー!
いや、本当はこの時点で外す必要はないんですけど、とりあえず外してみたかったので…。(写真撮ったあといそいそと組み戻しクランプしめました)
続いて、
・フロントカウルの取り外し
‐ボルトの他にプラねじリベットが数か所。目につく外装はマスク部分以外すべてはずすと思ってもらったらいいです)
‐カウルの下側にもプラねじ。このリベット、バイクにはよく使われてる型ですがすごいだるいです。力抜いてスゥーっとねじを抜いて、あとはリベットを外す。ただし、リベット部分のどこかに力がかかっていると、ねじ部分が外れません。しかもすごく外しにくいところに二つもある。キエェ!!このくそったれネジはァ~!
こうしてやる~!!
このねじに1時間かかった…ハァハァ
ここからが本番。
・フロント部分からつながる配線は
‐レギュレータ
‐O2センサ
‐アクチュエータケーブル
‐冷却ファン
全部外してもいいですが外すと損傷個所がわかりません。
カウルだけ仮付け状態でサイレンサーの排気箇所を塞ぎ、
とりあえずエンジンスタート
(ここからは必死こいてたので写真なしです)
ラジエターのあたりからファンも回っていないのに
モッファアアアアアと熱気が。
目を凝らしてみると、3股になっているあたりの溶接部分から
パックリとクラックが!
おそらく見えている以上にクラックがあるはず…
液体ガスケットでふさいでも、すぐに漏れ出すでしょうね…
ヘッダーパイプを外すことも考えましたが、冷却水抜いて
ラジエター外さないといけないし、替えのパーツもないので、
いったんあきらめてカウルを仮組みしてパーツ注文ですね。
めんどくさいことになったなぁ~↓