フロントフォークオーバーホール⑤
今朝は三時半起きで釣りに行きましたがボウズでしたので正直眠さとやるせなさにより体力が皆無ですが一度始めたことなので完走しなければなりません。
そういう、やるといったらやる「スゴ味」のある人間になりたいんだ私は。
これまでの反省点を生かしすぐに本題に入ります。
これがトップキャップを外したところ。
これ、ダンパーロッドの上側がボルトになっていて、そのままトップキャップに回し込んで接続されています。真ん中に見えるナットで位置を固定しているよ!
下部にみえるバネがものすごい力でナット周りのパーツを押し上げていて、このままだと外せません。そこで…
手元の適当な工具を結束バンドで締めて即席の工具をつくり、下側は適当に頑丈な棒をアクスルシャフトの穴に通して、タイダウンベルトでつないでナットを露出させました。
露出したナットとキャップ上のプリロード調節ネジをそれぞれスパナかなんかで引っ掛けて回すと緩みます。かなり固かったよ…
トップキャップが取れたところ。
キャップを外してタイダウンを緩めた瞬間
金の棒からくっせぇオイルを顔にBUKKAKEられるので
当ブログを読んでいるHENTAI諸君はくれぐれもご注意をお願いします。
とりあえずひっくり返して中のもの出しました
左下の棒はただの工具代わりの何かなので気にしないでください。ちなみに何の棒なのかは私も知りません。いつのまにか工具袋の中にありました。
それぞれパークリで掃除し、チューブの中身は寝ぼけて買ったG-10ですすいでいきます。
内容物は嘘つき共ドカおじ様たちのブログで予習済だったんですが、一つだけ全く使い道がわからないパーツがありました。
これなに?どこにいれるの?調べても調べても全くその情報が出てこないのでドキドキしながら開けましたが、どうやらダンパーロッドの中にはいってる正体不明の棒の下に尖ったほうにバネをはめてを下向きで落とすようです。棒とあわせて槍見たいな感じになる。たぶんプリロードを調節したときとかになんか仕事するんやろ。知らんけど…
シールも外しました。BR5566Fとあります。純正のようだな…ひょっとして今まで分解されたことないとか…?あのいい加減なバイク屋ならあり得る話だ
ちなみにこのシール、適当にテコの原理使えば外れると思ってましたが認識が甘かったです。嘘オジのブログには「ドライバーで外しました★ミ」とか書いてありますが普通にやっても絶対に外れません。
アウターチューブに四重くらいに重ねたタオルをあてがい、スパナの口をチューブの内側を傷つけないようシールにあて、スパナのもう片方にモンキーレンチをかませて様子を見ながらゆっくりと力を入れていきます。ここでアウターをゆがめてしまうと普通に買いなおしで10万円コースです。
ちなみにダストシールはマイナスドライバーを隙間に入れて縦に起こすことでギチギチと外れました。
新しいシール類に付属のシリコングリースを塗りたくり、塩ビパイプで圧入
塩ビパイプはアウターの直系より少し小さいタイプを買えば十分です。プラハンでトントンやるとじんわり入っていきます。あ、シールをはめる前に中に入ってたワッシャを敷くことを忘れないでください。
オイルを入れた後はダンパーロッドを上下させてエアを抜きます。20ストローク位した後しばらく放置。ちなみにオイル入れる前にさっきの変な尖ったやつと棒を入れておかないと無駄にエアを噛むので先にバネとカラー以外全部入れといたほうがいいですね。
ロッドに結束バンドを繋いでおくとラク~でした。
油面を図ります。オイル量は100均で買ってきた計量カップでだいたいを測り注入、オイルレベルはアウターから89mmとのことなの9㎝のとこに目印を付けたストローをいれて図りました。下にオイルがついてたら入れすぎなので、ファミレスでクシャクシャにしたストローに水を垂らして遊ぶ方法と同じ要領で調節します。小学生と基本的に発想が変わっていない^^^^^^^;;;;;;;
あとはカラーとバネを入れて、外すときと同じ要領でバネを縮め、トップキャップとダンパーロッドを接続するだけです。
だけです。とかのたまっておきながらこの作業がなかなか大変でした。
このダンパーロッドが目を離すと勝手に沈むんですよね。
オイル注入時はアウターがフルボトムしているおかげで何もしなくてもロッドは外部に露出しているので気づきませんでしたが…
カラーとバネを入れると当然バネでロッドが覆われるのでこれを下げておかないとロッドをトップにかませることができません。でもバネを縮めようと頑張っているとロッドが勝手に沈みます。
ので、さっきエア抜きするときにつないだバンドが役に立ちました。バンドでロッドを引き出しながらトップキャップに噛ませてなんとか繋ぎ、あとは写真で記録していた位置に来るようナットとトップキャップの位置を調整するだけです。
なんとかかたちになりました~。
これ、トップキャップは相応のトルクが必要なので仮締めしておいて、
ハンドルクランプに仮付けしてから回し込むようにしてください。
いや~思ってたより時間かかりました…。
次回ラスト、試走にいくよ!(まだ行ってない)