フロントフォークオーバーホール③
二日以上離すと絶対に書かないので頑張って記録に残します。
前回はライコランドの痛烈な裏切りにより鈴菌に手を出してしまったところまで書きました。
・FHオイル漏れ
・材料調達
・OH←ようやくココ
そういえばなんですが、整備録と銘打っておきながら肝心の数値情報などを一切書いていませんでした。これでは完全に随筆、徒然書きですね。マジ鎌倉、そんないいものでは決してありませんけれども。
気を取り直して、詳細情報を加えながら書いていきます。
各情報のソースですが、敵性言語によるインターネッツサーフィンを実施したところどこのだれか知りませんが親切な外国人がユーザーマニュアルをアップロードしていたのでそちらを参考にしました。URLは敢えて載せませんが探せば絶対見つかります。ある程度敵性言語が読めなければ使い物にならないのが難点ですが、私は縁あって一年ほど前に言語的知性訓練を施されたオサールサァンなので指示語ぐらいならなんとか雰囲気で読むことができました。ウキッ
・純正オイル
KYB KHL15-10 粘度15.4
代替品として今回は以下を利用。
スズキ ECSTAR L-01 粘度15.3
寝ぼけて買ったヤマハGー10で内部を洗浄した後に入れたらちょうどええやろ精神です(適当)素人の整備なので自分自身を甘やかすことが大切です。0.1の違いなんてどうせ私にはわかりません。ごめんねミドルレーシングマシンの王様。
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・オイル量 OH時で492㏄
・インナーチューブがアウターから4ミリ外に出た状態で入れろ
・アウターから図って89㎜の位置が液面
とのことです。それではさっそく取り組んでいきましょう。
まずは整備スタンドで車体を立てます。このスタンドは汎用品にしては気が利いていて、スタンド用のパーツを組んでいなくてもスイングアームに当てて上げることができる優れものです。ちょっと上げるときに気を使わないといけないけど。
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次にカウルを外します。カウル外しはたしか以前エキマニの様子を見るときに触れたと思うので簡単に。
・フロントマスク下にリベット 黒地なので分かりにくいですがほぼ全部外さないと無理です
・ハンドル脇の左右4か所(中にウインカーギボシ端子とメインハーネスあり)
・車体下部に4か所リベット
↑これコツをつかまないと本当に外れません。取り換え覚悟でブッチギるかどうしても外れない個体はハンドドリルでねじを引き出します。難しいですがプライヤで内側からヤマを抑えながら表のねじを回すと外れやすいです。
・車体側面
これでカウルはモナカ式に二分割されます。マスクは外す必要ありません。
ボディのカウルを外した後、ジャッキアップします。フロントを上げる器具を持ってる人はもちろんそれでいいですが、何度も言いますが私は裕福ではないのです。買えるかえないではなく置く場所がないのですよ。ウキ
フロントはすべてあげるのではなく少しタイヤが設置する程度にとどめます。
そうしないとバイクが倒れてしまいますし、この後の作業に支障が出ます。
アップが完了したら次はブレーキをマウントしているボルトを緩めます。ついでにフロントフェンダーも緩めておきましょう。
以上が完了したらようやくフォークに入ります。クランプを緩める前に!必ず
用意したグラインダピンでトップキャップを緩めておきましょう。これをやらないと後でめっちゃ苦労します。私はしました。
クランプを緩める前に、気にならない人は目安として締まっている位置をポスカでマーキングしておくと後々楽です。トルク管理はもちろんやりますが、目安になります。まあオーリンズ信仰をしているキンピカ大好きオジサァアンたちはほぼこのブログなんて読んでないでしょうからいいんですが、多少跡は残りますので、神経質な人はやらないほうがいいです。しかし、素人仕事であるといってもトルク管理には手を抜けません。〇ーナンやケイ〇ーデイツーなんかで売ってる市販のトルクレンチの制度なんてたかが知れていますので、私は多少見栄えが悪くなろうと楽なより確実な方法をとるのです。
外れました。
これが今回油をまき散らしよった金の延べ棒です。
書いてる間に飽きました。
今日はここまで!!!!!!!!